「ハック&スラッシュ ネットランナー」解説

『サイバーパンク2077』を始めたばかりのプレイヤーにも、新たなインスピレーションを求めるベテランプレイヤーにもぴったりなガイドをご用意しました! ここでは個性豊かな3つのビルドを、それぞれわかりやすいカテゴリーに分けて解説していきます。ゲーム序盤から終盤にかけてパークポイントをどう振り分けるかの参考に、また各ビルドと相性のいい武器やサイバーウェアの確認に(さらに入手方法の情報も)、ぜひお役立てください。

最後に紹介するのは「ハック&スラッシュ ネットランナー」です。ビルドプランナーでチェックしてみましょう。

ネットランニングは一見地味なプレイスタイルに思えるかもしれません。ですがこのビルドでは、近接戦闘の選択肢やRAMの回復力を上げる選択肢を盛り込み、アップデート2.0で追加された強力なクイックハックのコンボを活用していきます。


パーク

他のビルドと異なり、ネットランナーは必要なパークのほとんどが「知力」ツリーに集まっています。ゲーム開始時から、「知力」がエキスパートレベルになるまでポイントを割り振り続けましょう。「知力」の中では、左と中央のツリーにポイントを分散させるのが賢明です。まずは「最適化」パークを取得し、RAMの再生力を大幅に強化します。その次は「ハックキュー」「データリサイクル」を獲得しましょう。そこまで進んだら中央のツリーに戻り、できるだけ早く「オーバークロック」の獲得を目指します。このツリーでは強力なダメージボーナスが豊富に提供されますが、まずはRAMまたはHPの再生力強化を優先してください。その点では、「パワーサージ」「凝華」が特に優秀です。


マスターパークの「スピルオーバー」を取得したら、「肉体」ツリーにフォーカスを移します。ここでは中央のツリーにのみポイントを振り、「アドレナリンラッシュ」パークを獲得しましょう。このパークはオーバーシールドを付与し、モノワイヤーによる攻撃的なアプローチを可能にします。近接戦に余裕が出てきたら、今度は「フィニッシャー: ライブワイヤー」「サイフォン」にポイントを充てましょう。フィニッシャーがあれば、オーバークロック中も高HPを維持しつつ、「サイフォン」でRAMの補充が可能です。


ビルドの土台ができたら、「知力」の右側のツリーにポイントを振り始めましょう。ここではスマートガンのボーナスが複数得られます。「再循環」パークは、戦闘中にRAMを回復する新たな手段を与えてくれます。また、このビルドで最も力を発揮するスマートガンはSMGなので、「反応」ツリーにポイントを振っておくのもいいかもしれません。「シャープシューター」「継続は力なり」「シュート&チル」のパークはSMGのダメージを大幅に増加させます。「シュート&チル」にはアップデート2.1で調整が入り、最大28%のアーマー貫通が付与されるようになりました。これはスマート武器の弱点を補う強化として有効です。


サイバーウェア

ネットランニングにはサイバーデッキが欠かせません! 面白い選択肢もたくさんありますが、最初のデッキであるミリテク・パララインが実のところかなり優秀です。このデッキは高い柔軟性を誇り、モノワイヤーとスマート武器の両方をサポートできますが、他のデッキと比べてサイバーウェア限度の占有値が低くなっています。ベースデッキはクラフト素材を使ってアップグレードを繰り返すか、数レベル上がるごとにリパードクの商品を確認してみましょう。常にデッキのランクを最高値にしておくことが重要です!


RAMの量を高く維持するために、Ex-ディスクメカトロニックコアRAMアップグレードを購入しましょう。メモリブーストも有効ですが、サイバーウェア限度の占有値がかなり多いです。高レベルでは、メカトロニックコアをこれと交換するのもよいでしょう。


『アルティメットエディション』では、フェニXコギト・ラティスという2つのサイバーウェアが追加されました。どちらもネットランナー向けに作られたものなので、これらもビルドに加えていきます。


ネットランナーは生存能力の面で苦労しやすく、序盤は特にその傾向があるため、外傷コアレッサー反射神経チューナーがあれば、HPが著しく低下した時に役立ちます。また、高価にはなりますが、生体モニター予備心臓はさらなる防護を付与するうえ、オーバークロックとモノワイヤーを使った、より攻撃的なアプローチを可能にしてくれます。


クイックハック

「キュー」システムはクイックハックに全く新しいレイヤーを加えました。それを視野に入れつつ、ここではメインとなる2つのクイックハック・コンボに集中しましょう。「サイバーウェア動作不良」「回路ショート」のダメージを大幅に増加させ、どれだけ屈強な敵にも立ち向かえるようになります。一方、「化学汚染」「オーバーヒート」は敵を爆発させ、集団相手の戦術としてはゲーム内屈指の威力を誇ります。


デッキの残りスロットに「武器グリッチ」、「オプティクス再起動」、「Ping」を入れれば、厄介な状況を切り抜けられるようになるだけでなく、快適な戦闘を楽しむことができます。


武器

クイックハック・コンボは通常、デッキから2つのハックをアップロードする必要がありますが、例外もあります。その1つが、任意のミッション中にワトソン地区のノースサイドで発見できるSMG、M221 サラトガ Fenrirです。この武器には、ヒットごとに一定確率で「サイバーウェア動作不良」を付与する効果があり、「回路ショート」ハックのダメージを増強できます。もう1つの武器ハック・コンボは、ストーリーをもう少し進めた先の、アラサカ社倉庫へ潜入する際に獲得可能。倉庫へ入る前に、外のコンテナを調べると試作型シンゲン Mk. Vが見つかります。このスマートSMGは一定確率で炎上効果を付与し、キル時にRAMを獲得できるだけでなく、「化学汚染」発生中の敵を爆発させます。


武器スロットはもう1つ残っています。エリート兵も簡単に排除できるスナイパーライフルのアシュラか、集団相手に有効なアイコニックSMGのG-58 ディアン Yinglongを選択肢に入れましょう。「サブマシンファン」パークがあるなら、SMGの武器切り替え時に自動でリロードされるため、SMGを3丁持つのも悪くないかもしれません。ただし、弾切れにならないようにモノワイヤーも使うようにしましょう!


ゲーム終盤

ネットランナーには無限の可能性があります! ミリテク・パララインがほぼどんな戦闘にも対応できる汎用型なのに対し、他のサイバーデッキには得意分野があります。強力なネットランナービルドを構築できたら、さまざまな選択肢を試してみましょう。無尽蔵のRAMがあれば、「自殺」「サイバーサイコシス」といったアルティメットハックを活用できるのはもちろん、さまざまなクイックハックの相互作用を探求することもできます。